購入前、同じWASAIさんの懸垂器具BS30Wと、この製品のどちらにしようかと迷いました。
使途としてチンニングとディップスが出来ればよいと思っているので、機能的にはBS30Wで十分だと考えていましたが、結局、どの色にしようかと悩まなくてもよい、こちらの方を購入することにしました。
重量的には、BS30W(約14キログラム)と比べて、BS502(約23キログラム)の方が重いですが、その分、安定しているのだろうと思います。
購入後、この器具は、フローリング床にタイルカーペットを敷き、その上に設置しましたが、重量はさほど苦にならず、移動も思ったより容易です。
さて、組み立てに関しては、正直、少なからず難儀しました。
この器具の下部の支柱フレーム(2本)のうち1本の方に、高さ調節柱を差し込もうとしたところ、きつくてスムーズには入らず、上下するどころではなく数センチほど差し込んだ辺りで動かなくなってしまいます。
原因を調べたところ、高さ調節柱の1本が、もう1本に比べて、若干太くなっており、そのため、支柱フレームの上端に付いているプラスチックの部品の内側と干渉しているらしいことが判明しました。
そこで、支柱フレームの上端に付いているプラスチックの部品を一旦取り外し、その単体を、若干太くなっている高さ調節柱に手で差し込み、何度も動かしてみました。
その際、プラスチックの部品の内側に手持ちのグリスを塗り、摩擦抵抗を減らしておきます。
こうすると、高さ調節柱と干渉している当該プレスチック部品の内側が削られて(その個所に削りカスが出ます)、次第に、高さ調節柱に差し込んだプラスチック部品が、さほど抵抗なく動かせるようになります。
そうしたら、当該プラスチック部品を支柱フレームの上端に戻して、再度、高さ調節柱を差し込むと、今度は、上下に動かすことが可能になりました。
この作業が加わったため、組み立て完成するまでに要した時間は、2時間半ほどでした。
工業製品ですから、この程度の部品間組み合わせの齟齬があっても仕方ないと思っています。
でも、もし、私と同じような症状で困っている方がいらっしゃったら、参考になればと思い、記載させてもらいました。
製品自体は、頑丈な造りであり、私のような人間には十分なものだと思います。
この懸垂器具で、日々のトレーニングに励みたいと思います。